リクルート

先輩社員の声

高橋林業で活躍中の個性豊かな先輩にインタビュー。入社理由ややりがい、目標からプライベートまで、先輩ならではの実感のこもった声をお届けします。

大畑 典之 さん

榊 初美 さん

沖野 仁志 さん

自分たちの手で景色を
作っていけるのが醍醐味。
見学大歓迎です!

素材生産チームリーダー
フォレストマネージャー

大畑 典之さん

2005年入社

Q. 仕事内容を教えてください。
A.素材生産部門では、木材の伐採から搬出まで行います。5~6名1組のチームごとに現場に入り、リーダーが立てたスケジュールに沿って作業しますが、作業道の確保から始まり、伐採、枝落とし、既定の寸法にカット…とさまざまな工程があります。ほとんどの工程はハーベスタなどの重機を使いますが、状況によってはチェーンソーを使い人の力で行う作業も出てきます。

現在はチームリーダーとのことですが、
どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?Q.

A.20代半ばの頃に中途採用で入社したんですが、入社後は現場での仕事と並行してさまざまな研修に行かせてもらい、段階を踏んで知識をつけていきました。リーダーになったのは入社13年目の時です。自分はまだまだ未熟だと思っていたので驚きましたが、同時に責任感も芽生えました。

Q.やりがいを感じるのはどんな時?

A.私たちが木を切ることで辺り一面、景色がガラッと変わるんです。その眺めの壮大さは何度経験しても感動しますね。そこに植林をして新しい命が根づいていく。自分たちの手で景色、環境を作っていけるのが、この仕事の醍醐味だと思います。

Q.お仕事で難しさを感じるところは?

A.いかに安全に作業できるようにするかが一番の難しさ。地形、季節、天気などによって作業の段取りがまったく違ってきますし、作業している場所だけでなく山全体を見た上で判断する必要があります。チームを預かる立場としては、メンバー1人1人の経験やスキルを考慮して仕事を割り振りするようにしています。

Q. お仕事で印象に残っているエピソードはありますか?

A.エピソードではないですが…先輩や上司に言われた「焦るな」という言葉はいつも心に留めています。新人の頃は焦ることも多いじゃないですか。そんな時に「できないことがあってもいい、焦らず、とにかく一度聞け」と言われて、肩の力が抜けました。私自身、社員に指導する時は丁寧に、焦らせないようにと思っています。1つの間違いが重大事故につながることもありますし。

Q. 高橋林業の好きなところを教えてください。

A.意見や要望が言いやすいっていうのが1番じゃないですかね。話せばきちんと受け止めてもらえる雰囲気があります。社長以下、管理職も気さくな人が多くて、コミュニケーションが取りやすいっていうのはいいところだと思います。

Q. オフタイムの過ごし方は?

A.近場をゆるっとドライブ。好きな車で運転に集中しているとリラックスできるんです。目的地を決めず気ままに出かけることが多いですが、妻と2人のときは海に行くことが多いかな。山を見ると仕事モードになってしまうのかもしれません(笑)。

Q. 林業で働きたい方へ、メッセージをお願いします。

A.少しでも興味があったら、一度会社に来てみてほしいと思います。現場でどんなことをしているのか、機械化がどのくらい進んでいるのか。木材がどうやって運ばれ、どんな風に私たちの暮らしに使われているのか。それをお伝えできたら嬉しいです。

大畑さんのとある1日

7:00

出社

上司と1日の
スケジュールの打ち合わせ

7:10

現場へ出発

青森県南~岩手県北が多い

7:50

現場到着

チームメンバーに指示を
出し伐採作業開始

12:00

昼食

13:00

作業再開

天気や気候を見て休憩を
取らせるのもリーダーの役割

17:00

現場出発

安全のため日没前に
作業終了

17:40

帰社

翌日の作業内容確認など
事務作業

18:30

退社

きっとあなたの想像より大変で、
想像を超えて面白い林業の世界

造林チーム所属

榊 初美さん

2022年入社

Q.異業種からの転職とのことですが、入社のきっかけは?

A.前職は障害者支援施設勤務で、大人から子どもまで障害のある方をサポートしていました。入社のきっかけは、山登り好きな友だちの影響が大きいと思います。私は海育ちなので山が苦手だったんですが(笑)、山の楽しい話を聞くうちに興味が湧いてきて…。前職も充実していたんですが、思い切って新しい世界に飛び込んでみようと応募しました。

Q.どういった流れでお仕事に入っていきましたか?

A.入社したのが4月で春先だったこともあり、まずは苗木を植えることから。現場で先輩が一つ一つ教えてくれるので、安心して入っていけました。初夏から秋にかけては刈払いが忙しくなるので、現場で作業しながら、入社の1カ月後には刈払作業の講座(刈払機取扱作業従事者 安全衛生教育)を受講して資格を取って…という感じです。

Q.現在のお仕事内容を教えてください。

A.造林チームで植林と刈払いを担当しています。植林は素材生産チームが伐採・搬出した後に、苗木を運んで、植えて、育てる仕事ですね。刈払いは、苗木がよく育つように余計な下草を刈ってお手入れしてあげることです。手作業が多いですね。

Q.入社してよかったと思うことは?

A.この仕事を始めてから体重がだいぶ減りました(笑)。あとは先輩が暖かいこと。造林チームは比較的女性が多いこともあってか、休憩時間はおやつを食べながらのお喋りが楽しみ(笑)。暑い日の作業では自分でも気づかないうちに疲れが溜まっていたりしますが、リーダーはじめ先輩方が体調を気遣って、よく声をかけてくれます。それと、早朝の山のきれいさも醍醐味ですね。空気も朝もやも朝露も、みんなきれい!

Q.

お仕事でミスをしたことはありますか?

またその時の対処法は?

A.現場に向かう際は先輩が運転する車について行くのですが、時々見失うことがあります。そういう時はすぐ先輩に電話して指示を仰ぐ! 待っていてもらったり、道順を教えてもらったりしますね。優しい先輩ばかりで、皆さん快く対処してくださるのがありがたいです。

Q. これからの目標は?

A.周りの先輩がみんなすごいので、目標にしています。地形、天候、植生に関しても知識が豊富で、山のことが丸ごと分かっているというか。これからも色々なことを教わって仕事に生かしたいです。それと機械が好きで、刈払い機を使った仕事が楽しいんですよ。だから将来的には、重機を扱えるようになれたらいいなと思います。

Q. オフタイムの過ごし方は?

A.ドライブしたり温泉に行ったり。最近は山菜料理も楽しいですね。炒め物、煮物、和え物とか、先輩方に山菜の種類や料理の仕方を教わって作ります。シンプルな調理法でもおいしいんです。秋はキノコも美味しいと聞いたので、キノコ料理もレパートリーを増やしたいです。

Q. 林業で働きたい方へ、メッセージをお願いします。

A.「多分あなたが想像してるより大変だけど、あなたが想像してるより面白いよ」って言いたいです。特に女性は山の仕事って不安が多いと思うんですが、たとえば高橋林業ではトイレカーを配備しているから安心して現場に行けるし、体力面でも無理なく働けるよう、会社全体でバックアップしてくれていると思います。

榊さんのとある1日

7:00

出社

着替えや道具の準備

7:10

現場へ出発

青森県南~岩手県北が多い

7:50

現場到着

苗運びなど

12:00

昼食

天気のいい日は外でお弁当

13:00

作業再開

17:00

現場出発

安全のため日没前に
作業終了

17:40

帰社

着替えや片づけを
済ませたら退社

コンクリートジャングルから
本物のジャングルへ。
80歳まで働きたい

造林チーム所属

沖野 仁志さん

2021年入社

Q.

70代で選んだセカンドキャリアが林業とのことですが、

入社のきっかけは?

A.関東で50年以上左官業をしていましたが、70代を迎えてから夫婦でUターンしました。ただ家にいても面白くないし(笑)、ずっと体を使って働いてきて体力には自信があったし。もともと山歩きが好きなのでハローワークを通じて林業の仕事を探して、応募だけでもしてみようかなと。まず仕事しているところを見せてもらってから5日間だけ働かせてもらって、これなら大丈夫かということで、翌月に入社しました。

Q. お仕事の内容を教えてください。

A.伐採が済んだ場所で次の木材を育てるための植林と刈払い。それと、八戸市の臨海工業地帯にある製紙工場内にも派遣されて仕事しています。建築用材に使えない木や端材は製紙工場で破砕してチップにして、敷地内の集積場に集めておくんですね。そのチップをトラックに載せて運ぶ指示を出す仕事です。

Q.実際に働いてみての感想は?

A.

刈払いの現場は高い木がないので夏場は日差しがきつい。あと山は空気がおいしい。これはやってみて分かったこと。それを除いたら、左官も林業も現場の仕事ということに変わりはないし、そんなに考えることはなかったね。仕事場がビルの谷間から山になったんで、「コンクリートジャングルから本物のジャングルへ」っていつも言ってるんだけどね(笑)。

 

Q.お仕事で心がけていることはありますか?

A.いつも元気に朗らかにって、自分なりには思ってますね。現場で何か変なことが起こってないかなとか、周りの人の顔色はどうかなとか、なんとなく見ておくのは癖になっているかもしれないね。仕事仲間を手助けに行くと「スーパーマン」とか「スーパーじいちゃん」って呼ばれたりして、楽しいです(笑)。

Q. 高橋林業の好きなところは?

A.お互いに気を配ってやってくれる。みんな思いやりがあるのがいいなと思う。前の仕事も危険がいっぱいある仕事だったから、やっぱり安全優先でなければダメだって思ってきたけれど、そこは林業も同じでね。声をかけあって、気を配り合ってやっていくのは安全作業にもつながるね。

Q. これからの目標は?

A.80歳まで働きたい。定年退職したらのんびりしたいという人もいるでしょうけど、私は休みの日は海や川やで釣りばっかりしてますからね、これ以上のんびりできない(笑)。人より1日でも余計働けたらいいなって、それだけです。

Q. 林業で働きたいシニアの方へ、メッセージをお願いします。

A.やっぱり体力は大事です。あとは笑顔を絶やさないってことですね。危険もある仕事なので、やる時は真剣にやるけど、休む時は楽しく笑顔で、とメリハリをつけるのが大事かなと思っています。興味のある人は見に来られたらいいと思いますよ。

沖野さんのとある1日

7:00

出社

着替えや道具の準備

7:10

現場へ出発

八戸市臨海部の製紙工場へ

7:50

工場到着

木材チップ積み込みの
補助を行う

12:00

昼食

13:00

作業再開

複数のトラックに順番に
効率よくチップを積み込む

17:00

作業終了

工場を出る

17:40

帰社

着替えや片づけを
済ませたら退社