主伐(素材生産・皆伐)
植林後約45年頃から成長状況を確認し育てた木を、木材にするために伐採する作業が主伐。農業でいう“収穫”にあたります。また木材を生産するという意味で「素材生産」とも呼ばれ、主伐の一種で一定の面積の木をみんな伐採してしまうことを「皆伐」とも呼びます。伐採した木はチェーンソーや林業機械で枝葉を払い、一定の長さに切り整えた後で原木市場や製材所などに運ばれます。そして製材・乾燥・加工などの処理を施されてさまざまな用途で使われます。主伐後には地拵えを行って土壌を整え、次の植林の準備をします。